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The“ART” of Putting second season 

ODYSSEY PT82 PROTYPE

悲しい。切ないくらい不細工なんだ。L字は特にその美的要素を問われる。シンプルな形状なだけに、繊細ななカーヴと切っ立った直線の集合体の調和は、ひどく、時に残酷なほど美醜を分けてしまう。フィル ミケルソンのエースパター(もっとも左右反転だが)のレプリカ、と言う事でかなり期待も大きかったのは確かだが、残念ながら、私の中では未来に渡ってこのデザインを許容する事は無いと思う。きっと僅かな、本当にすこしの丁寧さがあれば評価はもっと違ったろうに、本当に残念としか言いようがない。ありていに言えば、一番いけないのは中途半端にファットなところだろうか。トゥからヒールにかけてのラウンドが、如何にも田舎くさい。

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とは言え、実は打ってみるとそうでもない。というか評価が180度変わってしまう。クラブとしてのバランスがすこぶる良いのだ。今時にしては珍しい330g台の軽いヘッドは、操作性に優れているし、かと言って無駄にヘッドが暴れることなく、(タングステンの影響か)低重心化された効果で非常に低く長いテークバックが取りやすい。勿論フォローでもその効果は体感でき、ボールを押し込むような長いインパクトが体感できる。マスターズでミケルソンが使った物は、インサートがホワイトホットXGでかなり柔らかいものだったと思うが、今回はホワイトアイスでやや固め。本当はこのインパクトゾーンが長い事を生かすなら、個人的にはこのパターは出来るだけ柔らかいインサートを使って欲しかった。そうすれば繊細なショートパットもあまり苦にならず、距離感だけを合わせる事に集中できたのにと思う。

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オデッセイもこれだけ巨大なマーケットを手に入れたのだから、少しぐらい遊びの気持ちでヘッドタイプ、ヘッド重量、インサートの有り無し、インサートの種類変更、刻印、グリップ変更のオーダーメイドシステムを立ち上げても良いと思うのだが。なんだか数打てば当たる的なモデル量産は、少し食傷気味なのではないかと思う。

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by ganref | 2010-12-07 12:29 | ODYSSEY・CALLAWAY | Comments(2)
Commented by やきそばパンZ at 2010-12-08 01:47 x

今回の記事、非常に面白かったです。
いつもながらですが、特に。

キャメロン使ったり、フィルはちょいちょいパターを変えますね。



Commented by ganref at 2010-12-08 11:41
やきそばパンZさん
ありがとうございます。L字はハンデというか、最初から見る目が厳しいかもです。パーシモンの頃も、「美人は難しい」とか「不細工だけど曲がらない」とかありましたが、今回の記事、僕はそんなことを思い出しながら書いていました。