MASDA GOLF L-TYPE
2011年 02月 04日
限りなくシンプルな造形。必要最小限のデザインこそが、極点の美であることを再認識させてくれるパターと思う。そして同時にそこには実用の美も備わっていて、繊細さ、力強さ、豪胆さ、神経質、等など、全く逆の性格を上手く内包しつつトータルで非常に優れたバランスのパターに仕上がっている。実際グリーン上では一切の曖昧さを拒絶しつつ、しかしながら彼のの意思に沿うだけの集中力さえあれば、ラインを自在に操り、打ち手の意のままにボールをコントロールしてくれる。
ご存じの方も多いだろうが、MASDA GOLFはWOSSのパターデザイナーであった増田雄二さんが主宰されているメーカー。そしてこの形状と言えばやはりIMG5を思い出さずにはいられない。もちろん単なるリファインでは無い訳で、そこには“J”の様々なエッセンス、息吹、鼓動が凝縮されているはずだ。当たり前のことだが、私ごときではその真実はつかめていない。ただ一つ確実に言える事は、ある意味とても易しいパターであるという事。構えやすくラインが非常に出しやすいパター、ネックとフェースのラインが自然であり優れているからだと思うが、そのあたりの数値にならない絶妙なさじ加減、スパイスが他に類を見ないオンリーワンのパターではないかと思う。もちろんその代償として、凄まじいまでの真剣勝負をグリーン上で演じなければならないが。
パッティングというゲームをワクワクさせてくれる道具。良いパターとはそういうパターではないかと思わせてくれる至高の逸品だと思う。
Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZE
ご存じの方も多いだろうが、MASDA GOLFはWOSSのパターデザイナーであった増田雄二さんが主宰されているメーカー。そしてこの形状と言えばやはりIMG5を思い出さずにはいられない。もちろん単なるリファインでは無い訳で、そこには“J”の様々なエッセンス、息吹、鼓動が凝縮されているはずだ。当たり前のことだが、私ごときではその真実はつかめていない。ただ一つ確実に言える事は、ある意味とても易しいパターであるという事。構えやすくラインが非常に出しやすいパター、ネックとフェースのラインが自然であり優れているからだと思うが、そのあたりの数値にならない絶妙なさじ加減、スパイスが他に類を見ないオンリーワンのパターではないかと思う。もちろんその代償として、凄まじいまでの真剣勝負をグリーン上で演じなければならないが。
パッティングというゲームをワクワクさせてくれる道具。良いパターとはそういうパターではないかと思わせてくれる至高の逸品だと思う。
Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZE
by ganref
| 2011-02-04 14:13
| 心地光明