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The“ART” of Putting second season 

<   2011年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

今回の東北地方太平洋沖地震での被害が日ごとに明らかになり、また福島原発の放射能問題も深刻化していて本当に心痛む毎日です。連日のように被災地からの情報を頂き、想像するに余りある状況に無力な自分が嫌になるときもありますが、とにかく前向きに、復興を信じて今を頑張るしか有りません。今回も頂いたメールを紹介させていただきます。


<岩手3/22=県立病院>
 ○○病院です。自治医大同窓会と別に自治医大派遣の医療団医師2名が3/21の17時に到着しました。○○先生と○○先生の2名です。当院は被災地の病院よりHOT、透析患者を含め、100名以上の患者を受け入れ入院診療を行っています。震災前は病床を休床し110床で運用していましたが、急遽189床まで増床し対応ししています。もともと、常勤医6人で診療していましたが今回の医師派遣で他の病院のスタッフと合わせますと11人となり、大変力強く感じます。

 3/21陸前高田市にある県立高田病院仮設診療所に当院として援助出来ることを調査しに行ってきました。陸前高田市は岩手県の中でも最も被害の大きかった地域で、高さ10メートル近い防潮堤は破壊され、海岸線は陸方向に後退し、商業住宅地は基礎を残すのみでがれきが散乱していました。現地の医師の数は充足していましたが、薬剤師、事務職員が足りず処方システムの調整が少し遅れているようでした。各エリアでの仮設診療所の開設はほぼ終わり、巡回診療も軌道に乗っているようでした。課題としてリーダーの休息、避難所での被災者の生活改善、PTSDや避難所でのストレスへの対応です。その他にいまだにガソリンが届かず、給油施設も破壊され全くない状態であり、さらにネット回線や携帯電話の復旧もなくメールや文書のやり取りができない状態です。食料については徐々に改善されています。
 
 当院としては事務職と薬剤師を派遣することにし、自治の医療団には当院の診療を中心に行っていただくこととしました。明日も20名ほどの入院患者を受け入れる予定です。急性期は終わり、高齢化率の高い岩手県としてはこれからが今まで以上に力を発揮しなければならない時期と思います。


<福島3/20=県立大学>
 20日のいわき市避難所回りの御報告です。20日は心理・○○先生と一緒に行きました。 ○○病院の4人とも一緒です。11 時少し過ぎにいわき市総合保健福祉センターにつきました。 同時に、今日から支援に入られた東洋大学教授の○○先生(東京都精神研・ 研究員)も、東京 から着かれました。 ○○病院の4人と○○先生は、20日からはいわき市総合保健福祉センターの和室に雑魚寝をして滞在することとなります。

 20 日は合計7人と、いわき市保健婦さんと避難所の内の江名小学校、江名中学校、小名浜高校を回りました。 いずれも寒い体育館に100人か ら150人がいますが、日中は家のある人は片付けなどに戻っていて、夜間に体育館で寝るという状態のようで、日中は比較的人が少ない様子です。 今日は3 施設で38名くらいの方に 対応しました。 19日からで53名になります。19 日と同じく、既に精神科を含め、医療を受けている方の薬が不足するという問題が多いのですが、不眠やイライラを訴えて、新たに相談に来ら れる方もおられま した。 
 
 江名小学校では親が目の前で流された高校生から21歳の3人兄妹がいましたが、今のところ、避難所で他の人々と一緒に居るせい か、3人が一緒に居 るせ いか、相談に来られるということはありませんでした。 また、A中学校では長年にわたり閉じこもっている統合失調症の未治療患者さん も兄弟と一緒にA中学体育館へ避難してきていて、初めて精神科と相談することとなりました。 あぶりだされた形です。 陰性症状が主体の方で、まずは睡眠導入剤の投与か ら始まりま した。 

 小名浜では避難所の小名浜高校は少し高みにありますが、そのすぐ下のところまで津波が着た跡があり、家は破壊されたり、車が壊れ たりしたまま放置 されている状態で、小名浜魚市場もすっかり破壊されていました。 小名浜高校では生活相談的に相談に来られる方もおられました。

 余談ですが、この2日間で措置入院の方が2人でました。 一人の方は幻覚妄想状態で家に居た不規則的な治療となっていた方が、集団生活の中に入れられて精神運動興奮が強まったと思われる方です。 いずれも、いわき 市内の病院に入院されました。

 い わき市では市医師会と協力して、JMATチームが避難所回りをされるようになっています。 山梨県立中央病院の救急科の先生が中心となっ ておられ、いわき 市の身体科の先生も医師会チームとして回っておられます。 それでも、われわれの相談業務の中に血圧の相談などが入ってきます。 おそらく、不安や悩みを抱えておられても、すぐには相談に来られない方もおられるものとお推測されます。 精神的な悩み相談に来られる方を 増やすようにする ための方策を保健婦さんと相談して来ました。 ひとつはなるべく事前にこころのケアチームが回ることを知らせて頂くこと、相談に来られる 方に簡単なこころ の健康についてのアンケートに記入して頂いたうえで相談を始めることです。相談業務には新潟の地震時のこころのケアを通じて蓄積されたknow howをまとめたものを新潟大学の染矢先生を通じて頂いておりましたので、それを改変して使わせていただいております。本 日、抗てんかん薬については、集約されている抗てんかん薬を沢山いただきましたので、 明日からいわき市 にまず使用したいと思います。 

阪神淡路大震災の時も心のケアがかなりクローズアップされましたが、今後は身体的な外傷と併せて被災者の方々の精神科的なアプローチも必要になってくるでしょう。被災された方々の心情を慮ると、本当に心が痛みます。
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by ganref | 2011-03-24 09:48 | Prose | Comments(2)
震災から明日で1週間経とうとしています。医療人の末端に名を連ねてはいますが、自分自身ではどうにもならない無力感を抱えています。せめて被災地の病院の方々の今を、少しでも多くの人に伝えることが出来れば、と思います。原文のまま転載させていただきます。

<岩手3/14=県立A病院>
病院はライフラインが止まったままですが健在です。隣の80床の病院が地震により使用不能となり、当院に50名の患者が収容され、さらに沿岸まで25~35kmのために被災した患者さん、外傷の方など来始めており、24時間体制で特別救急医療体制を布いて頑張っています。職員の士気は非常に高いです。 ”みんなで支えよう岩手! がんばれ岩手!”を合言葉に再生・復活の意味するグリーンリボンを全職員が胸に付けて、一人ひとりがキーパーソンとなり働いています。院長はアクシデント対策と次の日の戦略を考えているだけです。当院の職員がこれだけの仕事を出来るのはメディエーターマインドが少しずつ浸透してきた表れと思います。話が変わりますが、当院の職員含め医療局職員の犠牲者、行方不明者が多数あり、壊滅的な被害を受けた市町村は数多く、死者も発表された数を大幅に上回るようです。とにかく家が一軒の残っていない町がたくさんなるのです。被災者の方からまるで地獄絵のようだと泣いていました。5歳の子供も余震のたびに心的外傷で泣き叫んでいます。とにかくやるだけやってみます。

<岩手3/14=県立B病院>
お見舞いいただき,ありがとうございます。本日,ようやく電気が来ました。水とガスはかなり早くからリカバリーしました。しかしガソリンと灯油が足りません。病院では患者食の確保に難渋しております。沿岸部の同僚の仲間のことを思えば,気合いが入ります。これからやるべきことは山のようにありますが,身体が悲鳴を上げぬように頑張ります。

<仙台3/15=仙台A病院>
家族も含め何とか無事でおります。宮城県は悲惨な状況で、災害拠点病院の当院は、患者対応に追われており、私も病院に詰めたままです。昨日電気がなんとか復旧しました。家族の消息のわからぬ職員も家に帰れず働いております。

<仙台3/15=大学病院>
病院では薬剤の不足、ガスの供給がないために、滅菌などの機器も作動できず、手術なども今後どうするのか、苦慮している状況にあります。そうとはいえ、幸い水や電気がきているので、他の施設や湾岸の皆さま方に比べれば、本当に幸せだと思います。すでに、地域拠点の石巻赤十字病院には現段階でも600名を超える中等度・重症の患者さんが搬送されており、今後、東北大学病院も含め、本格的な災害後医療に取り組む必要が出てきています。高速道路は緊急車両のみで物流がストップしています。新幹線も高架が破損しているようで復旧には時間がかかりそうです。交通の手段については、相当な日数が制限されると思います。加えて、先生も御存知のように、教室や多くの診療科がある医学部3号館は古い建物で、余震発生の可能性もあるため、今は立ち入り禁止のため、私どもも含め、多くの診療科の医局が壊滅状態(医局の状態がコンピューターなども含め、いろいろなものが破損している医局が数多くあり、いまだ後片付けもできていない状況)にあります。そのため、私たちは検査部も含め、被害が比較的少なかった新病院東4階の感染管理室に常時いる状況です。教室では、感染症診療・感染管理についての対応(中長期も含め)を開始することになり、現在、教室のスタッフで、当面、大学での対応(災害時の感染症対策:医療施設・避難施設での指導、職業感染対策:針先しなども含め)のプランニングをしてもらうとともに、県や市とも連絡をとり、感染症対策の対応も協議することになっております。阪神淡路大震災の際も、避難民の方々が、疲れや体力低下のために肺炎や気管支炎、感冒などの呼吸器感染症を起こすことが多く報告されておりますし、津波や洪水の際には外傷に伴う破傷風やレプトスピラなどの感染症、さらに、ハイチでもコレラなどの発生が報告されるなど、肺炎や創部感染症、感染性腸炎など、今後は避難民の健康管理の中でも「感染症」をいかに管理していくかが大きな問題となってくると思われます。事実、外来の患者さんにも発熱を訴えて来院される患者さんも増えてきており、入院・外来一般患者さんの感染症、避難民の方の感染症対策:抗生物質などの医薬品の不足や、破傷風トキソイド、アルコールなどの消毒剤の不足、水が出ないのでなかなか手洗いができないことやトイレなどの管理など、問題が山積です。私たちにとっても初めての経験ですが、全力で対応していくつもりでおりますので、皆さま方のご支援も含め、何卒よろしくお願い申し上げます。

私達の県でも、患者さんの受入や看護、介護職員の派遣の要請が始まりました。現地に赴く事は出来ませんが、少しでも何らかの力になりたいと強く思います。
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by ganref | 2011-03-17 13:07 | Prose | Comments(3)
ちょうど車を買い替えようかと思っている時。少しでも資金は必要なのだけど、見なくていい物がどうしても目に入る。目的があって買い物に行くと、決まって買うほどのものは無くて、フラッと外出した時に思いもよらず大きな衝動買いをしてしまうのに似ている。

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Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZE


自称金属フェチには我慢が出来ませんでした、このアクセサリーは。溶接跡をあえて残す所なんかは、ホントにニクイ。肝心の車の前に着いちゃったのだけど、画像で想像したイメージとピッタリで、SCOOTYのインスピレーションと、ビジネスの上手さは本当に尊敬してしまう。もっともパターでこれだけの物が出ないのが残念といえば残念なのだけど。
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by ganref | 2011-03-15 14:24 | accessory | Comments(4)
この度の未曾有の地震に被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。僕個人の力はとてもとても微力で、結局何もできないですが、少しでも“何か”の力になれたらと強く思います。改めて自然の力は凄まじいと感じます。そして人間の浅はかさを思い知ると同時に、でも、ここから、このどん底から再び立ち上がる人間の強さを、毎日の報道の中で感じます。昨日、今日、明日。当たり前の事ですが、その当たり前の毎日が一日でも早く訪れますよう、心から祈るばかりです。

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僕の最近の毎日の楽しみ。家に帰る車中で、想像するとニヤけてしまう。

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Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50 ZE

柔らかい充填トーフに塩ひとつまみ。これに「特製ラー油」をふわりと。これだけで素晴らしいおつまみが一品。というかこれ以上の物は要りません。これだけあれば夕食が至福の時間となります。非売品(たぶん)なので、ご覧の方々には写真だけで失礼しますが、頂いたときに、「どんだけハードル上げても大丈夫っす」と言われた意味は良くわかります。今日もまた至福の時間が近づいています。

そうそう、これをほんの少しだけ残して、ごはんを少々、お醤油も少々。下品にぐちゃぐちゃと食べると、これもまた非常識なまでの旨さです。こんなもの食ってると、人間がバカになるんじゃないかと思うくらいです。少しの嫌な事くらいなら、完璧に忘れ去ることができるスペックです。
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by ganref | 2011-03-14 17:51 | Prose | Comments(0)