「ほっ」と。キャンペーン
ブログトップ

Change the world

ganref.exblog.jp

The“ART” of Putting second season 

悲しい。切ないくらい不細工なんだ。L字は特にその美的要素を問われる。シンプルな形状なだけに、繊細ななカーヴと切っ立った直線の集合体の調和は、ひどく、時に残酷なほど美醜を分けてしまう。フィル ミケルソンのエースパター(もっとも左右反転だが)のレプリカ、と言う事でかなり期待も大きかったのは確かだが、残念ながら、私の中では未来に渡ってこのデザインを許容する事は無いと思う。きっと僅かな、本当にすこしの丁寧さがあれば評価はもっと違ったろうに、本当に残念としか言いようがない。ありていに言えば、一番いけないのは中途半端にファットなところだろうか。トゥからヒールにかけてのラウンドが、如何にも田舎くさい。

d0206851_1234319.jpg
d0206851_124913.jpg


とは言え、実は打ってみるとそうでもない。というか評価が180度変わってしまう。クラブとしてのバランスがすこぶる良いのだ。今時にしては珍しい330g台の軽いヘッドは、操作性に優れているし、かと言って無駄にヘッドが暴れることなく、(タングステンの影響か)低重心化された効果で非常に低く長いテークバックが取りやすい。勿論フォローでもその効果は体感でき、ボールを押し込むような長いインパクトが体感できる。マスターズでミケルソンが使った物は、インサートがホワイトホットXGでかなり柔らかいものだったと思うが、今回はホワイトアイスでやや固め。本当はこのインパクトゾーンが長い事を生かすなら、個人的にはこのパターは出来るだけ柔らかいインサートを使って欲しかった。そうすれば繊細なショートパットもあまり苦にならず、距離感だけを合わせる事に集中できたのにと思う。

d0206851_12165438.jpg


オデッセイもこれだけ巨大なマーケットを手に入れたのだから、少しぐらい遊びの気持ちでヘッドタイプ、ヘッド重量、インサートの有り無し、インサートの種類変更、刻印、グリップ変更のオーダーメイドシステムを立ち上げても良いと思うのだが。なんだか数打てば当たる的なモデル量産は、少し食傷気味なのではないかと思う。

d0206851_12215943.jpg

[PR]
# by ganref | 2010-12-07 12:29 | ODYSSEY・CALLAWAY | Comments(2)
今年の僕のゴルフライフを考える上で、このパターだけは外せないと言うのがこのKITADA GOLF DESIGNのTPA18-TYPE。継ぎ足し継ぎ足して出来るパターもあれば削って削って出来るパターもある。文章と一緒で、有るものに足していく作業は一見きらびやかに映るけれども【たやすく】、実はいかにシンプルに、余分なものを殺いでいくのが【大変】であって価値があると言う事は、多くの方に共感頂けると思う。このTPA18は正しく後者の典型で、余分なぜい肉は一切ない、強靭な筋肉の塊のようなパター、その存在感、空気は写真で全てを表現できない。

d0206851_14392420.jpg
d0206851_14394866.jpg


媚びずに退かずに、孤高を貫く人のように、本当の厳しさの中に垣間見れる優しさ、そして圧倒的な存在感。オーラ。必要で無い人にとってはまったくの無用なものかもしれないけれど、ゴルフと言うスポーツの中で、自分自身の矜持を奮い立たせ、共に闘うバディとして、これ以上心強いパターは無かった気がする。
[PR]
# by ganref | 2010-12-06 14:53 | KITADA GOLF DESIGN | Comments(0)

2010年12月4日。新しい世界の扉が開かれる事を願って。

d0206851_1504337.jpg

[PR]
# by GANREF | 2010-12-04 15:08 | Prose | Comments(11)